パラディア（Palladia）犬用抗悪性腫瘍剤

使用方法（犬用）

1. 犬の体重と腫瘍の状態に応じた量を決めます。
2. 錠剤を直接口に与えるか、少量のフードに混ぜて与えます（空腹時推奨）。
3. 犬が完全に摂取するよう確認します。
4. 獣医師の指示に従い、通常2日に1回（例：月・水・金）投与します。
5. 投与中は手袋を着用し、錠剤に直接触れないよう注意してください。

用量説明（犬用）

以下は標準的な用量の目安です。用量は獣医師の指導に基づき調整してください。

• 規格：
  • パラディア錠10mg（トセラニブリン酸塩12.469mg/錠）
  • パラディア錠15mg（トセラニブリン酸塩18.704mg/錠）
  • パラディア錠50mg（トセラニブリン酸塩62.344mg/錠）

※副作用に応じて0.5mg/kg単位で減量（最低2.2mg/kg）または最大2週間の休薬が可能。

各病症ごとの使用方法（犬用）

• 再発性肥満細胞腫：2日に1回投与で腫瘍の増殖を抑制し、縮小を促進。
• 適応外使用（例：悪性黒色腫、移行上皮癌）：2日に1回投与で腫瘍の進行を遅延。獣医師の厳密なモニタリングが必要。
• 補助療法：他の治療（手術、放射線）と併用し、腫瘍の再発を抑制。

注意事項（犬用）

1. 経口専用で、犬以外の動物に使用しないでください。
2. 重度の肝疾患、腎疾患、または血栓塞栓症の既往がある犬には獣医師に相談してください。
3. 妊娠中または授乳中の犬への使用は避け、獣医師に確認を。
4. 本剤は生殖発生毒性を有するため、投与者は手袋を着用し、錠剤を分割しないでください。
5. 外科手術を行う場合、投与を3日以上前に中止してください。
6. 子供の手の届かない涼しく乾燥した場所に保管してください。
7. 投与開始6週間は毎週、その後は6週ごとに獣医師の診察を受け、血液検査等で健康状態をモニタリングしてください。

副作用（犬用）

• よくあるもの：食欲低下、嘔吐、下痢、倦怠感（適応期間中）。
• まれなもの：肝障害、跛行（筋骨格痛）、骨髄抑制（白血球減少等）。
• 非常にまれなもの：浮腫、肺血栓性塞栓症を含む血管障害、アレルギー反応（使用中止し獣医師に相談）。

他製品との比較優位性（犬用）

1. 分子標的薬として、従来の抗がん剤（例：シクロフォスファミド）に比べ副作用が少なく、在宅投与が可能。
2. KIT、VEGFR、PDGFRなど複数ターゲットを阻害し、広範な腫瘍に適用可能。
3. 国内外の臨床試験で安全性と有効性が確認済み、VOHC認証に準じる信頼性。
4. 10mg、15mg、50mgの錠剤規格で、体重に応じた正確な投与が容易。

購入に関する注意

パラディアは獣医師の処方箋が必要な医薬品です。使用前に獣医師に相談し、犬の腫瘍の種類や健康状態に合わせた使用をお勧めします。緊急時に十分対応できる獣医療施設で、がん化学療法に精通した獣医師のもとで投与してください。飼い主は有効性および危険性を十分理解し、同意の上で使用してください。正品を保証します。ぜひご購入ください！